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東野圭吾『怪しい人びと』あらすじ解説 ※ネタバレ無し

『怪しい人びと』は1994年に出版された短編推理で、全7話が収録されています。

この記事では
『怪しい人びと』に収録されている、全7話のあらすじを解説していきます。

あらすじ解説

寝ていた女

俺は同僚の片岡をはじめ、複数人に部屋を貸していた。彼等はデートで俺の部屋を使うのだった。そんなある日、部屋に戻ると見知らぬ女が寝ている。誰かが女をそのままにして帰ったと思ったのだが…

もう一度コールしてくれ

芹沢豊は老人の家に強盗に入り、警察から逃走していた。そんな中、ある人物の自宅が目に留まる。その人物とは芹沢の人生が転落するキッカケとなった野球の試合で、審判を務めた男だった――。 甲子園出場をかけた大一番で何が起きたのか…

死んだら働けない

お世話になっている上司が工場の休憩室で死んでいた。どうやら頭部を殴らているようだった。勤勉で真面目だった上司がなぜ、死なねばならなかったのか。 もしや、整備中の機械に殴られたのだろうか?

甘いはずなのに

伸彦は尚美と新婚旅行でハワイを訪れていた。伸彦は前妻を事故で亡くし、娘の広子を1人で育ててきた。しかし、そんな広子も亡くなってしまう。一酸化中毒だった。他殺を疑う伸彦には、ある人物が浮かび上がる。やがて楽しいはずだった新婚旅行は、修羅場を迎えることに…

灯台にて

僕は大学生の頃、友人の佑介と共に東北地方を旅行した。しかし、現地では別行動をとり、時折落ち合って近況報告をした。その旅行で僕は奇妙な灯台守と出会い、苦い体験をする。そのエピソードを聞いた佑介も灯台に出向くのだが…

結婚報告

智美のもとに、友人の典子から結婚を知らせる手紙と写真が届く。しかし、その写真に写っていた人物は明らかに典子ではなかった。事実を確認するために電話をするが、何度かけても繋がらない。奇妙に思った智美は、典子が住む金沢に出向くのだった。

コスタリカの雨は冷たい

僕はユキコとコスタリカに旅行に出かけた。そこで趣味のバードウォッチングを楽しむ予定だったが、訪れた熱帯雨林の中で強盗に襲われる。命は助かったが、カメラやレンタカーを奪われてしまう。しかし、なぜこんな森の中で襲われたのだろうか。2人はひょんなことから犯人を導き出す。

感想

7話の中で個人的な好みは『2話:もう一度コールしてくれ』と『5話:灯台にて』になります。

2話はチームスポーツをしていたことから共感できる部分が多くあり、切なさを残します。5話は鳥肌が立つようなヒューマンホラーを感じました。

短編とあってサクッと読める1冊になっています。

ABOUT ME
テイケチ
◇25歳/男 ◇医療職/田舎で一人暮らし ◇小説紹介してます