読書

2020年11月に読んだ東野圭吾作品 「6冊」

こんにちはテイケチです。

11月に6冊ほど東野圭吾さんの作品を読みました。

どれも面白い作品ばかりですので紹介させていいただきます。

No.1 ある閉ざされた雪の山荘で

あらすじ

とあるペンションに集まった劇団員たち。監督の指示により殺人劇が始まる。最初はあくまで”芝居”を続けていく劇団員ですが1人1人と仲間が消えていく中である疑問が浮かんできます。「これは本当に芝居なのか?」オーディションの裏に隠された憎しみが引き起こした悲劇とは。

【感想】

次々と仲間が消えていく中で疑惑に駆られる劇団員同様、私自身も翻弄されていました。「死んでるのか生きてるのかどっちなんだ!」とドキドキしながら読めました。 中盤から終盤にかけての緊迫感がたまらない作品です。

No.2 魔球

あらすじ

春の選抜大会後、捕手、北岡明は愛犬と共に死体で発見された。学校関係者、野球部員は大きな不安に駆られる。春の選抜大会でエースの須田武志の投げた”魔球”。何故、須田は魔球を投げたのか?魔球に隠された驚愕の真相とは…… 

【感想】

込み入った野球の描写は冒頭のみなのでルールが分からない方、でも問題ないく読めます。主人公の須田武志についてこんな大人な高校生がいるのかと思い、自分の過去を振り返っていました。生きるために、家族を守るために野球をしていた須田の生き様に、うるっとくる作品です

No.3 放課後

あらすじ

とある女子高の教諭が校内で殺害された。完全密室での殺人だ。次々と怪しい人物が浮かび上がる中、第2の殺人が起こる。キッカケは些細な事。しかし、犯人にとって今後を生きていく上で重大な出来事だった。女子高を舞台にした青春推理

【感想】

犯行の動機を知り「そこまでする?」って思いましたが、人の価値観は十人十色。大切にしている事や土足で踏み入られたくない部分は人によって違うんだと、再認識させられました。女子高が舞台ということで登場する女子生徒の思考や行動が予測しにくい点が、個人的に面白かったです。

No.4 学生街の殺人

あらすじ

閑散として閉鎖感のある学生街で殺人事件が起きた。殺されたのは津村光平の知人でビリヤード場で働く松木という男。事件の真相に迫っている時、第2、3の殺人が起こる。3つの事件は一見関係がないように見えるが…… 謎に包まれた被害者の過去を紐解き真実に迫っていく。

【感想】

閉鎖感のある狭小なコミュニティーが、自分の地元を連想させました。そんな狭い人間関係の中でもつながりは希薄で他人のことなど何も知らない登場人物達ですが、現実で同じだと感じました。悲しい物語ですが、最後にはこの”学生街”での出来事を前向きに捉え進んでいく主人公に勇気づけられます。

No.5 パラレルワールド・ラブストーリー

あらすじ

「俺は麻由子を智彦から奪ったのではないか?」”本当の記憶”を取り戻すにつれ浮かび上がっていく辛い過去。親友の恋人に恋をしてしまった敦賀崇史は現実と過去の狭間で驚愕する。果たして崇史は友情を犠牲にしてしまったのか?感動の長編ミステリー

【感想】

人間味溢れる作品です。読んでいて登場人物に感情移入してしまい、心苦しさを感じました。”麻由子を手に入れるために、崇史は何をしたのか” ドロドロとした展開ですがどこかワクワクしながら読んでいました。最後には親友、智彦の「強さ」に感動と切なさ、悲しみを覚えます。

No.6 殺人の門

あらすじ

倉持修のせいで人生が狂ってしまった田島和幸。幸せを掴もうとする度に彼が現れ、奈落の底に誘うのだ。田島は何度も倉持を殺そうと計画するが、彼の口車に乗せられ実行できない。人を殺す為に、自分には何が足りないのだろう。果たして田島は”殺人の門”を潜ることができたのか。

【感想】

1人の人物によって”人生が狂う”という点が、同著者の「幻夜」に酷似していると感じました。ここまで暗く救いのない小説は幻夜以来です。読んでいて胸が苦しくなり、和幸やその父の不合理な行動、に苛立ちも覚えます。しかし、共感できる部分もあり最後には和幸の復讐を強く求めていました。

まとめ

どの小説も新鮮で読んでいて全く飽きが来ず引き込まれていきました。

これからも東野圭吾さんを中心に読み進めていきたいと思います。

以上 

2020年11月に読んだ東野圭吾作品「6冊」 でした

ではまた!

ABOUT ME
テイケチ
◇25歳/男 ◇医療職/田舎で一人暮らし ◇小説紹介してます